発駅は「JR」富田!? 三岐鉄道が異色の旅客列車を運行 かつて目指した四日市

通常は近鉄富田駅発ですが…。

イベント専用「歴史電車」を運行

 三重県北部で三岐線などを運行する三岐鉄道が2024年2月17日(土)、JR関西本線の富田駅(三重県四日市市)を発駅とする旅客列車を運行します。三岐線は通常、300mほど西に離れた近鉄富田駅が発着駅で、2024年現在もJR駅を発着するのは貨物列車のみです。  列車はイベント専用の「歴史電車」です。三岐鉄道によると、車内では1931(昭和6)年に開業した同社の過去をひも解く講義を行うといい、参加者に開業当時の経路を体験してもらうためJR駅を始発とするそうです。ちなみに富田駅への旅客列車の乗り入れは、1985(昭和60)年まで行われていました。「歴史電車」は13時18分に発車。その後は車両工場見学なども経て、16時01分に近鉄富田駅に戻ってきます。 イベントへの参加代金は2000円(大人・子ども同額)、募集人数は50人です。申し込みは1月31日(水)まで、インターネットもしくはハガキで受け付けています。応募多数の合は抽選となり、当選者へのみ2月5日(月)を目安に通知されます。

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