ジャンボから“至上命令”!? 原英莉花の24年目標は「5勝ですかね(笑)」

25日、ブリヂストンのゴルフボール新製品発表会が都内で行われ、原英莉花が登場。今シーズンへの意気込みを口にした。
昨シーズンは腰のヘルニアによる長期離脱もありながら、復帰後の10月には2度目となる「日本女子オープン」制覇。その後も順調に回復し、「調子はいいです」と現在は腰の状態は悪くないという。「今年はケガなく、一日一日成長できるように」と無事にシーズンを終えられることを第一に、1カ月後の開幕に挑む。

まずは体をケアしながらというこのオフ。前日の24日は師匠である尾崎将司の誕生日会が開かれ、原も出席。そこで“ジェット”こと尾崎健夫から厳しい言葉もあった。「(日本女子オープンで)優勝した時のスイングを見て、『ビギナーズラック』だと言われた」とケガからの復活優勝を果たすも、まだまだ課題があるとジェットの目には映ったよう。それについては原も否定しない。

「今のスイングより、もっとできるとこを増やしていかないといけない。それを早く求めようとせず、一歩一歩進んで行きたい。ボディーで打つフェードが最終系だと思うので、そこを目指して頑張りたい」とジェットからの言葉を受け止め、体のコンディションも見ながら焦らず納得のスイング作りを進めていく覚悟だ。

シーズンインも近づくなか、具体的な目標も定まってきた。「きのう、ちょうどジャンボさんとその話をしていた」と笑顔で話しはじめた原。どうやらジャンボ流の“至上命令”があったようだ。「ジャンボさんの誕生日に出てくる、“ジャンボ”の文字が焼印されただし巻き玉子があって、『それを食べた数だけ優勝だ!』、でも『5個以上食べたら減点だぞ』と言われたので5個食べました! なので年間5勝ですかね(笑)」と思わぬところで目標回数が決まった。これまでは20年の年間2勝が最高。今年は師匠に何度優勝報告できるか、自身も楽しみな1年となる。

このあとは海外での合宿などを経て開幕を迎える。いざシーズンが始まれば、ほかにも目標があると胸の内を明かす。「Qスクールにもう一度チャレンジしたい」と真剣な眼差しで 、米国女子ツアーのQスクール(予選会)への思いも口にした。例年であれば8月時点の世界ランキング75位以内に入れば、最終予選会であるQシリーズから参戦することができる。強い決意を胸に、まもなく原にとって勝負の年が幕を開ける。(文・齊藤啓介)

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