開幕戦に続く上位争いを 古江彩佳は“うねり”と“距離感”を警戒「やりながらフィーリングを」

<LPGAドライブオン選手権 事前情報◇24日◇ブレーデントンCC(フロリダ州)◇6557ヤード・パー71>

先週の開幕戦を4位で終えた古江彩佳が、そこで得たいい感触を手に残したまま今季2戦目を迎える。「今週もしっかり集中して楽しみながら。風が強いと思うので、うまく読み切って上位争いができれば」と通算2勝目も見据える。
開幕前日はプロアマに参加し、イン9ホールをプレー。練習ラウンドでもあわせ、「グリーンサイドがすごくうねっていて難しいので、そこに気をつけたい。先週とは違う芝で距離感も変わってくる」など、特徴を頭に叩き込み、その攻略法を体に染み込ませた。

同じフロリダでも、特に週末は肌寒かった先週とは異なり、今週は暖かい日が続いている。飛距離も伸び、プレーしやすそうにも感じるが、古江自身はこんなポイントを指摘する。「私にとって、この芝(バミューダ)では飛ばなさそう。やりながらフィーリングをつかんでいきたい」。それに加えて、高い木が少なく強風の影響も大きい。グリーンも傾斜が強いため、ショットでは細心の注意が必要になりそうだ。

今季から新たに投入したドライバーと5番ユーティリティも機能している。ともに契約するブリヂストンの未発表クラブで『B3 MAX』と記載されたシリーズを使用。「ドライバーは飛距離も出るし安定性もあってすごくよかった。UTも距離感をつかみながらうまくできた」。先週4日間でフェアウェイキープ率92.8%を記録するなど、新たな相棒たちともしっかりアジャストしている。

今年は「パリ五輪」出場を目指し、その代表入りのためにも早めの1勝を強く意識して過ごしている。「上位争いを続けていけば、いい結果になる。頑張るだけです」。開幕シリーズの2戦目では、そこに吹く強風をパリへの“追い風”にしたい。(文・間宮輝憲)

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