活躍の場をトルコに移したボヌッチ、ユーロ2024出場へ意欲「スパレッティと話をした」

 トルコのフェネルバフチェに所属するイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが、ユーロ2024出場へ意欲を示した。23日、イタリアメディア『フットボールイタリア』がコメントを伝えている。

 現在36歳のボヌッチは2006年夏にインテルの下部組織からトップチームに昇格。その後はピサやジェノア、バーリでのプレーを経て、2010年7月にユヴェントスに完全移籍で加入し、すぐさまセンターバック(CB)の主軸に定着すると、2011-12シーズンからはセリエAで6連覇を経験した。

 しかし、近年はチーム内での序列が低下し、昨シーズンはセリエAで16試合の出場にとどまったことから、昨夏にウニオン・ベルリンに完全移籍。自身初の国外移籍となったが、ここまでブンデスリーガで10試合、チャンピオンズリーグ(CL)で3試合の出場にとどまり、わずか半年でスュペル・リグ(トルコ1部)で首位に立つフェネルバフチェに活躍の場を移した。

 そんなボヌッチは、これまでイタリア代表でもチームの中心選手として活躍を続け、公式戦通算121試合の出場で8ゴール7アシストをマーク。CBながら得点力も発揮し、最後尾からチームを支え続けた。しかし、昨年6月に行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)2022-23・ファイナルズのスペイン代表戦での出場を最後に、代表からは遠ざかっている。

 そんななか、ボヌッチはクラブの公式インタビューに応え、イタリア代表に対する想いを明かした。インタビューの中で今年6月に開幕するEURO2024について尋ねられると、「それは僕の目標だ。移籍をする前に(ルチアーノ・)スパレッティ監督と話をした。簡単なトーナメントではないことは分かっているが、僕たちはチャンピオンだ。僕も代表チームの一員としてそこにいたいし、選ばれれば全力を尽くすよ」と出場に意欲を示した。

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