“主砲”の離脱を受け…ブンデス首位のレヴァークーゼン、イグレシアス&キーンに関心か

 レヴァークーゼンがベティス所属のスペイン代表FWボルハ・イグレシアスに関心を寄せているようだ。22日、ドイツメディア『スカイスポーツ』やスペイン紙『マルカ』が伝えている。

 就任2年目のシャビ・アロンソ監督の下、今シーズンのブンデスリーガで快進撃を見せているレヴァークーゼン。ここまで18試合を消化しての戦績は15勝3分で既に勝ち点「48」を獲得。1試合消化の少ない“絶対王者”バイエルンに「7」ポイント差をつけ首位を快走している。また、ヨーロッパリーグ(EL)でもグループステージを全勝で突破。今シーズンの全公式戦において開幕以来無敗を維持している。

 初のブンデスリーガ制覇も現実味を帯びてきているレヴァークーゼンだが、ここまで公式戦23試合の出場で16ゴールを挙げているFWヴィクター・ボニフェイスが、ナイジェリア代表での活動中に内転筋を負傷。4月まで戦線を離脱する見込みと発表されている。前線で存在感を放っていた“主砲”の離脱を受け、レヴァークーゼンは今冬の移籍市場でのFW補強を検討しているとのこと。すでに数名を獲得候補としてリストアップしているようだ。

 報道によると、ベティスで活躍中のイグレシアスについてもレヴァークーゼンが関心を寄せるストライカーの1人だという。同選手は2019年に加入したベティスでここまで公式戦通算181試合出場52ゴール12アシストという成績を残しているが、在籍5年目の今シーズンはやや序列を下げている。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、レヴァークーゼンがイグレシアス獲得に向けて買い取りオプションが付随したレンタルオファーを提示したと指摘。一方でベティス側は完全移籍での売却を望んでおり、現在も交渉は継続中だという。

 また、レヴァークーゼンはユヴェントス所属のイタリア代表FWモイーズ・キーンの動向も注視しているとのこと。昨年夏にエヴァートンへのレンタル移籍から復帰した同選手は今シーズンここまで公式戦12試合に出場しているものの、スタメン起用は6試合のみ。今冬の移籍市場での放出の可能性が取り沙汰されており、アトレティコ・マドリードからの関心も報じられている。

 現地時間2月10日にはバイエルンとの直接対決を控えているレヴァークーゼン。果たして今冬の移籍市場で新たなストライカーを獲得することになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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