<ザ・アメリカンエクスプレス 最終日◇21日◇PGAウエスト スタジアムC(7187ヤード)、ニクラス・トーナメントC(7159ヤード)、ラキンタCC(7060ヤード・いずれもパー72、米カリフォルニア州)>
米国男子ツアーの米本土今季初戦は全競技が終了。主催者推薦で出場した20歳のアマチュア、ニック・ダンラップ(米国)が4バーディ・1ダブルボギーの「70」で回り、トータル27アンダーで優勝した。
アマチュアVは1991年にアリゾナ州立大生だったフィル・ミケルソン(米国)が「ノーザンテレコム・オープン」を制して以来、33年ぶり。史上8人目の快挙となった。20歳29日でのアマチュアVは最年少となる。
ダンラップは現在、アラバマ大2年生。昨夏に「全米アマ」を制し、タイガー・ウッズ(米国)以来となる全米アマと「全米ジュニア」の2大タイトル保持者でもある。
1打差の2位にクリスティアン・ベゾイデンハウト(南アフリカ)。2打差の3位タイにはザンダー・シャウフェレ(米国)とユ・チュンアン(台湾)が並んだ。優勝争いを演じたサム・バーンズ(米国)は上がり2ホール連続で池につかまり、6位タイに終わった。
今季から米ツアーメンバー入りとなった久常涼は最終日に8バーディ・1ボギーの「65」をマークし、トータル23アンダーの11位タイで4日間を終えた。