
リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーが、アフリカネーションズカップで負傷してしまったようだ。18日、イギリスメディア『BBC』や『スカイスポーツ』などが伝えている。
リヴァプールを離れ、アフリカネーションズカップに参戦中のサラーは、フル出場した14日に行われたグループB第1節のモザンビーク代表戦(△2-2)に続いて、18日に行われた第2節のガーナ代表戦にも先発出場したが、左太もも裏の負傷で前半アディショナルタイムに途中交代を余儀なくされた。
なお、試合は2-2で終了。開幕から2試合連続で引き分けに終わったエジプト代表はグループBで暫定2位につけており、グループステージ突破をかけて22日に行われる最終節では暫定首位に立つカーボベルデ代表と対戦する。
状態に注目が集まっている主将のサラーについて試合後、エジプト代表のルイ・ヴィトーリア監督は「何が問題かはまだわからない。大きな問題にならないことを願っている。今はまだ何かを見極めるには早すぎる。危険ではないと思うけど、サラーが回復できるかは見ていくしかない」と語るにとどめている。
リヴァプールでは今シーズンここまで公式戦27試合の出場で18ゴール9アシストを記録しているほか、プレミアリーグではノルウェー代表FWアーリング・ハーランドと並んで最多の14ゴールを記録しているサラー。負傷度合いは明らかになっていないが、仮に長期離脱となれば、エジプト代表にとってもリヴァプールにとっても大きな痛手となりそうだ。