アーセナルやチェルシーから関心のトニー、移籍に意欲「トップクラブでプレーしたいのは明らか」

　ブレントフォードに所属するイングランド代表FWイヴァン・トニーが自身の去就について語った。17日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

　現在27歳のトニーは、2020年夏に当時2部のブレントフォードへ移籍。2020－21シーズンには得点王を獲得する活躍を見せ、同クラブを史上初のプレミアリーグ昇格へ導いた。昨シーズンもリーグ戦33試合に出場して20ゴール4アシストを記録するなど攻撃陣を牽引し、イングランド代表デビューも飾った。しかし、昨季の終盤には賭博規則違反でFAから起訴され、昨年5月には8カ月間に渡るサッカー関連活動の停止処分が下されて今年の1月17日まで試合に出場することが不可能となった。

　しかし、その処分はまもなく解除され、トニーは1月20日に行われるプレミアリーグ第21節のノッティンガム・フォレスト戦から再びピッチに立つことが許される。そんなトニーだが、かねてからアーセナルやチェルシーなどヨーロッパのビッグクラブからの関心が度々伝えられており、その去就には注目が集まっている。

　そんななか、トニーは同メディアのインタビューに応え、自身の去就について語った。インタビューの中で移籍の可能性について尋ねられると、「トップクラブでプレーしたいのは明らかだと思う」と自身の胸中を明かした一方で、「移籍するのに適切な時期がいつかは予測できない。この1月が、クラブにとって適切な時期なのか、適切なお金を払う時期なのか、それは誰にもわからない」と移籍のタイミングについては予測できないことを強調した。

　ビッグクラブへの移籍に意欲を示したトニー。果たして、ステップアップは実現するのだろうか。今後の動向に注目が集まる。