トッテナムDFレギロン、今季後半戦はブレントフォードへのレンタル移籍が決定

 トッテナムに所属するスペイン代表DFセルヒオ・レギロンが、ブレントフォードにレンタル移籍することが決定した。17日、両クラブが発表している。

 移籍期間は今シーズン終了までとなり、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、契約に買い取りオプションは付随していないという。

 現在27歳のレギロンは、レアル・マドリードの下部組織出身。2018年10月にトップチームデビューを飾った。2019-20シーズンはセビージャに期限付き移籍し、主力として同クラブのヨーロッパリーグ(EL)制覇に大きく貢献した。

 2020年9月、移籍金3000万ユーロ(約48億円)でレアル・マドリードからトッテナムに完全移籍し、公式戦通算67試合に出場した。しかし、構想外となった2022-23シーズンはアトレティコ・マドリードにレンタル移籍となると、昨夏には左サイドバックに負傷者が続出していたマンチェスター・ユナイテッドへとレンタル移籍。公式戦12試合に出場したが、負傷者が復帰に近づいていることも影響し、今月4日にトッテナムに復帰することが発表されていた。

 レギロンの加入が決定したことを受け、ブレントフォードのトーマス・フランク監督はクラブ公式サイトで「これは私たちにとって非常にいい契約だ」と同選手に大きな期待を寄せていることを明かした。

「私たちは優秀な左サイドバックが必要であるとしばらく話していたけど、求めていた左サイドバックを獲得することができた。セルヒオは私たちにぴったりで、あらゆる面で実績のあるプレミアリーグの選手だ。非常に攻撃的で、素晴らしいクロスと素晴らしい左足を持っている」

「彼はチームの残りのメンバーを補完するのに必要な経験を持っていて、素晴らしい人格者でもある。私たちは彼を必要としているが、彼もいかに優れた選手であるかを私たちに示さなければならないと思う。これが前向きなパートナーシップになると確信している」

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