マンU、来夏のDFデ・リフト獲得を検討か…鍵を握るのはテン・ハフ監督の去就?

 マンチェスター・ユナイテッドがバイエルン所属のオランダ代表DFマタイス・デ・リフトに関心を寄せているようだ。15日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在24歳のデ・リフトは母国の名門アヤックスで頭角を表し、2019年夏にユヴェントスへ完全移籍。3シーズンに渡って最終ラインの主軸として活躍すると、2022年夏には複数クラブからの関心が報じられたなか、推定6700万ユーロ(約107億円)の移籍金でバイエルンに加入した。同クラブではここまで公式戦通算55試合の出場で4ゴール1アシストをマークし、昨シーズンのブンデスリーガ制覇にも貢献している。

 しかし、在籍2年目の今シーズンは韓国代表DFキム・ミンジェの加入や度重なる負傷の影響により出場機会が減少。ここまで公式戦12試合に出場しているものの、スタメン起用は7試合に留まっている。また、バイエルンは今冬の移籍市場にて、トッテナムからイングランド代表DFエリック・ダイアーをレンタルで獲得。バルセロナ所属のウルグアイ代表DFロナルド・アラウホへの熱烈な関心も報じられており、デ・リフトについてはトーマス・トゥヘル監督下での序列低下が噂されている。

 移籍市場に精通する『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、バイエルンは今冬のデ・リフト放出を検討していないものの、来夏の移籍市場において24歳のオランダ代表DFが他クラブへ移籍する可能性は否定できないという。かつてアヤックスで師弟関係を築いたエリック・テン・ハフ監督率いるマンチェスター・ユナイテッドは具体的な関心を寄せており、来夏の移籍市場における獲得候補に同選手をリストアップしているようだ。
 
 なお、デ・リフトとバイエルンとの現行契約は2027年6月末まで。マンチェスター・ユナイテッドがオファーの提示に踏み切るか否かは、テン・ハフ監督の来シーズン以降の去就に左右される可能性が高いようだ。テン・ハフ監督はクラブとの現行契約を2025年6月末まで残しているものの、今シーズンここまでの成績低迷に伴い、一部では解任も噂されている。

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