セビージャ、マンUから“チュニジアの大器”をレンタル移籍で獲得! 買取OPも付帯

 セビージャは15日、マンチェスター・ユナイテッドからMFハンニバル・メイブリをレンタル移籍で獲得したことを発表した。レンタル期間は今シーズン終了までで、買い取りオプションも付帯していることを明らかにしている。

 フランス生まれで、チュニジアにルーツを持つメイブリは現在20歳。パスセンスに秀でるセントラルミッドフィルダーの出自はパリFCやモナコの下部組織で、マンチェスター・ユナイテッドの下部組織には2019年夏に入団した。当時在籍したU-23チームですぐさま頭角を現すと、2021年5月にトップチームデビュー。昨シーズンはバーミンガムにレンタル移籍加入し、公式戦42試合出場・1得点6アシストを記録していた。また、世代別代表はフランスでプレーしていたものの、フル代表ではチュニジアを選択。2021年5月に代表デビューを飾って以降、カタールW杯を含め通算27キャップを誇る、“カルタゴの鷲”きっての大器だ。

 今シーズンは主にベンチスタートがメインとなり、出場した公式戦11試合のプレータイムは約400分にとどまっていたメイブリ。スペイン紙『マルカ』によると、買い取りオプションの金額は1850万ユーロ(約29億円)であるとともに、マンチェスター・ユナイテッド側も買い戻しオプションを保持していることを併せて伝えている。

 インテルからレンタル移籍で獲得したMFルシアン・アグメに続き、今冬2人目の新戦力としてメイブリを迎えたセビージャは、降格圏と1ポイント差の17位に低迷。また、MFネマニャ・グデリらが負傷離脱、FWユセフ・エン・ネシリはモロッコ代表活動に参加中と、苦しい状況に立たされている。

【画像】セビージャ加入のハンニバル・メイブリ

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