契約満了まで約1年半…バイエルンSD、去就注目の主力2選手に言及「話し合うつもり」

 バイエルンのクリストフ・フロイントSD(スポーツディレクター)が、移籍の可能性が報じられているカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスとドイツ代表MFジョシュア・キミッヒについて言及した。14日、ドイツメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 ともにバイエルンの絶対的主軸として活躍し、これまで数々のタイトル獲得に貢献しているA・デイヴィスとキミッヒ。しかし、両選手との現行契約は2025年6月末で満了に。現時点で新契約の締結には至っておらず、複数のメガクラブが関心を寄せていることから、一部では今シーズン終了後の移籍の可能性が報じられている。

 左サイドバック(SB)を主戦場とする前者については、レアル・マドリードからの関心が明らかに。直近の報道によると、長きに渡って動向を注視しているスペインの“白い巨人”は、今シーズン終了後の獲得を本格的に検討しており、同選手の代理人にはバイエルンと新契約を締結しないよう依頼したとのこと。また、後者についてはかつて共闘したジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティや、中盤の補強を熱望するパリ・サンジェルマン(PSG)が興味を示しており、今後の移籍市場でオファーの提示に踏み切る可能性があるようだ。

 昨年9月に就任したバイエルンのフロイントSDはドイツ紙『ビルト』にて、去就に注目が集まる主力2選手について言及。キミッヒについては「彼は我々にとって主力の1人であり、非常に重要な選手だ。我々は彼との将来について座って話し合うつもりだよ」とコメント。また、A・デイヴィスについては「彼は2025年までの契約を締結しており、バイエルンでのプレーを楽しんでいると確信している。もっと長く留まることを強く望んでいるし、話し合いに臨むつもりだ」と引き続き契約延長に向けた交渉に臨むことを示唆した。

 今シーズンも多くの試合に出場し、トーマス・トゥヘル監督率いるチームを牽引しているA・デイヴィスとキミッヒ。来シーズン以降もバイエルンのユニフォームを着てプレーすることになるのだろうか。今後の動向に大きな注目が集まる。

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