ニューカッスルにMFギマランイス流出の可能性?…PSGやバルサに加えリヴァプールも関心か

 リヴァプールがニューカッスル所属のブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスに関心を寄せているようだ。14日、イギリス紙『ミラー』が伝えている。

 2021年10月にサウジアラビアの政府系ファンドを中心としたコンソーシアムに買収され、潤沢な資金力を手にしたニューカッスルは、以降の移籍市場で積極的かつ堅実な補強を次々と敢行。着実にチーム力を強化すると、2022-23シーズンはプレミアリーグを4位で終え、21年ぶりにチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。

 しかし、今月に入りニューカッスルの直近の損失額が7340万ポンド(約136億円)に上ることが明らかに。過去3シーズンの累積赤字額が1億500万ポンド(約195億円)を上回らぬよう定めた「利益と持続可能性に関する規則(PSR)」に抵触する可能性が報じられている。これを受け、同クラブのダレン・イールズCEO(最高経営責任者)は「目標を達成するためには、時に選手をトレードする必要があると言える」などとコメントし、主力選手の売却を示唆していた。

 今回の報道によると、2022年1月に推定4000万ポンド(約74億円)の移籍金でニューカッスルに加入し、現在に至るまで“中盤の要”として活躍中のギマランイスも売却の可能性が噂されている選手の1人だという。26歳のブラジル代表戦士は昨年10月にクラブとの契約を2028年6月末まで延長したが、かねてからバルセロナやパリ・サンジェルマン(PSG)といったメガクラブからの関心も報じられている。また、リヴァプールも同選手の能力を高く評価しており、今後の移籍市場での獲得を検討しているという。

 ニューカッスルとギマランイスとの現行契約には1億ポンド(約185億円)程度の契約解除金が設定されている模様。しかし、1年あたり3200万ポンド(約59億円)を3年間に分けて支払う総額9600万ポンド(約178億円)の“分割払い”で獲得できる可能性もあると『ミラー』は指摘している。今シーズンもここまで公式戦30試合に出場し1ゴール4アシストを記録するなど躍動しているギマランイス。今後の動向に注目が集まる。

externallink関連リンク

●復活のデ・ブライネ、プレミアリーグ歴代アシストランキングで3位タイに浮上●最高額は誰? アフリカネイションズカップの市場価値をチェック<5位〜10位編>●トッテナムデビュー戦で早速アシスト! FWヴェルナー「攻撃的な選手としては…」●U23日本代表、アジア杯直前の3月にマリ&ウクライナと対戦!…パリ五輪出場国との2連戦へ●日本代表・森保監督、初戦勝利も“アジアの難しさ”を痛感…「改めて簡単ではないと学ばせてもらった」
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)