今季いまだノーゴールのアントニー…マンU指揮官「フィールド外の問題が彼のプレーを妨げている」

 マンチェスター・ユナイテッドを率いるエリック・テン・ハフ監督が、ブラジル代表FWアントニーについて言及した。12日、イギリスメディア『スカイ』が同監督のコメントを伝えている。

 昨シーズンにアヤックスからマンチェスター・ユナイテッドへと加入したアントニーは、加入初年度から公式戦44試合に出場して8ゴール3アシストを記録。2年目でのさらなる活躍が期待されたが、ここまで出場した公式戦21試合でいまだゴールを挙げられておらず、苦難の時を迎えている。

 そんななか、メディアの取材に応じたテン・ハフ監督はアントニーについて言及し、「私は(彼の苦悩を)説明できる。とてもシンプルなことだと思う」とコメント。「フィールド外の問題が彼のプレーを妨げていると思う」と述べつつ、「1年目は大丈夫だったと思うし、プレシーズンでもまったく問題はなかった。最初の4試合は非常に良かった」と加入以降のアントニーのプレーを振り返った。

 直接的な明言を避けた指揮官だったが、同メディアは「フィールド外の問題」が今年の9月に浮上した元恋人への暴行疑惑であると指摘。告発を受けたアントニーは自身に対する容疑を否認しており、現状は逮捕も起訴もされていないものの、心理的な問題がアントニーのプレーに影響していると指揮官は考えているのかもしれない。

 一方でテン・ハフ監督は、「彼はもっと良くなるはずだ」と信頼を強調。アヤックス時代の活躍を引き合いに出しながら、「キーとなるアクション、キーとなるパス、クロス、フィニッシュなど、彼の能力は非常に高く、そのレベルに戻るべき」と口にしつつ、「プレミアリーグはより難しい」とエールディヴィジとの違いに理解を示している。

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