昨夏ウニオン・ベルリンに加入も…36歳DFボヌッチ、フェネルバフチェ移籍が決定

 フェネルバフチェは11日、ウニオン・ベルリンからイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチを獲得したことを発表した。

 現在36歳のボヌッチは2006年夏にインテルの下部組織からトップチームに昇格。その後はピサやジェノア、バーリでのプレーを経て、2010年7月にユヴェントスに完全移籍で加入した。すぐさまセンターバック(CB)の主軸に定着すると、2011-12シーズンからはセリエAで6連覇を経験。2017年夏にミランに活躍の場を移したものの、わずか1年後に復帰し、ユヴェントスで公式戦通算502試合に出場した。

 しかし、近年はチーム内での序列が低下し、昨シーズンはセリエAで16試合の出場にとどまったことから、今夏にウニオン・ベルリンに完全移籍を果たした。自身初の国外移籍となったが、ここまでブンデスリーガで10試合、チャンピオンズリーグ(CL)で3試合の出場にとどまり、わずか半年でスュペル・リグ(トルコ1部)で首位に立つフェネルバフチェに活躍の場を移すことになった。

 ボヌッチの希望から契約を解除してのフリー移籍となったことを明らかにしたウニオン・ベルリン。同選手はクラブ公式サイトで以下のように感謝のコメントを発表している。

「昨年夏に僕は確かに異なる期待を持ってウニオンに来た。スポーツ面では挫折したにもかかわらず、僕にとっては特別な時間だった。ウニオンは本当に親密さと団結力に満ちた特別なクラブだ。ウニオンにいる全員に感謝をし、彼らの今後の幸運を祈っている」

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