バスクの“サラブレッド”がアラベスに完全移籍加入! レアル・マドリードは買い戻しOP等を付帯か

 アラベスは11日、レアル・マドリードからローマにレンタル移籍中の元U-18スペイン代表MFフレン・ホン・ゲレーロを完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2025年夏までとのことだ。

 父親を譲りのアイデアやインテリジェンスの豊富さ、さらにパンチ力のあるシュートを兼ね揃えたフレン・ホン・ゲレーロは、2004年4月14日生まれの現在19歳。名前から察せられるように、実父はアスレティック・ビルバオのワン・クラブ・マンであり、“バスクの貴公子”の二つ名を持つフレン・ゲレーロ氏だ。出生地はビルバオだが、父親がマラガの下部組織でトレーニングディレクター職に就いていたことから同下部組織で育つと、2018年にレアル・マドリードの下部組織に移籍。2023年冬にレンタル加入したアモレビエタ(3部)で昇格に貢献した一方、昨夏にレンタル加入したローマのユースチームでは187分間のプレーにとどまっていた。

 スペイン紙『アス』によると、今回の移籍交渉においてレアル・マドリードが同選手の買い戻しオプションと、将来的に他クラブに移籍した際に移籍金の50パーセントを得る権利を付帯させていると指摘。また、当面はアラベスのBチーム所属となるものの、トップチームのトレーニングにも参加することになるようだ。

 将来を嘱望される“バスクのサラブレッド”だが、アピール次第では、今シーズン中にラ・リーガデビューを果たす可能性も十分にある。

【発表】アラベスに加入するフレン・ホン・ゲレーロ

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