PINGの新ドライバー『G430 MAX 10K』に太鼓判 鈴木愛は週5の3時間トレーニングに奮闘中「3勝目指して」

10日、都内でピンゴルフの新製品発表会が行われた。契約を結ぶツアー通算18勝の鈴木愛、元プロ野球選手の岩隈久志氏が出席した。
『G430』シリーズに追加モデル『G430 MAX 10K』(テンケイ)、新アイアン『ブループリントT』と『ブループリントS』、新ウェッジ『S159』、パターは『PLD』シリーズにガンメタル仕上げの5モデルが新たにラインナップするなど盛りだくさん。そのなかでも注目はドライバー。モデル名の『10K』が表すように、慣性モーメント(MOI)が10.000g.cm2を超える高MOIモデルとなった。

『G430 MAX』と比較すると、重心は固定式高比重ウェイトで1.5%深く、クラウンからソールにかけてカーボンを採用することで5.2%低くなったという。MOIが大きくなれば芯を外してヒットしても左右のブレを抑えることができる。そこに低スピン量という特長も加わり、“マントビ(10K飛)”をキーワードに、思い切り振って気持ちよく飛ばせる新ドライバーが誕生した。

昨年は「北海道meijiカップ」で1勝を挙げた鈴木は『G430 MAX 10K』ドライバーに太鼓判。「左右の曲がり幅が極端に少ない。去年フェアウェイキープ率はだいぶ良かったけれど、もっと良くなりそう。飛距離はもちろん、左右に曲がらない」と、昨季68.51%だったスタッツにより磨きをかける手助けになることも期待した。1月下旬からは米国での合宿も予定しており、新ドライバーも「調整していきたい」と話した。

飛ばしといえば野球選手…ということで、発表会で放映されたVTRの中では岩隈氏が試打している様子も披露。自己最高記録となる318.9ヤードを叩き出し、「とにかく気持ちよかった」とアマチュア目線から絶賛した。初対面だった鈴木は「めっちゃ上手でびっくり。飛んでいるし…」と、驚きが隠せない様子だった。

PINGの新製品とともに迎える、プロ12年目の2024年シーズン。「今年は3勝を目指して頑張りたい」と、賞金女王に輝いた19年以来の複数回優勝を目標に掲げる。いまはトレーニングに精力的で、3時間メニューを週5回こなしている。昨年のオフは40キロしか上げられなかったウエイトも、最近は「80キロも上げられて、だいぶ違う」と成長も実感中。“マントビ”の10K新ドライバーとともに、新シーズンでのさらなる飛躍を誓った。

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