約8カ月の活動停止処分から復帰へ…賭博違反のトニーが意気込み「大きな役割を果たしたい」

 ブレントフォードに所属するイングランド人FWイヴァン・トニーが、復帰に向けて意気込みを語った。9日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 現在27歳のトニーは、2020年夏に当時2部のブレントフォードへ移籍。2020-21シーズンには得点王を獲得する活躍を見せ、同クラブを史上初のプレミアリーグ昇格へ導いた。昨シーズンもリーグ戦33試合に出場して20ゴール4アシストを記録するなど攻撃陣を牽引し、イングランド代表デビューも飾った。しかし、現在は合計262件の賭博規則違反でFAから起訴されており、昨年5月には8カ月間に渡るサッカー関連活動の停止処分が下されて今年の1月17日まで試合に出場することが不可能となっている。

 しかし、その処分はまもなく解除され、トニーは1月20日に行われるプレミアリーグ第21節のノッティンガム・フォレスト戦から再びピッチに立つことが許される。そんななか、トニーは同メディアのインタビューに応え、ファンへの感謝を口にした。

「ファンにはいくら感謝してもしきれない。彼らは最初の瞬間から僕を支えてくれた。僕が試合にいない時でも、彼らは僕の名前を歌ってくれた。そしてソーシャルメディアでたくさんのメッセージを受け取ったよ。僕の友人が、ファンが僕の名前を歌っているビデオを送ってくれたんだ。彼らが僕の名前を歌っていることを知って鳥肌が立った」

 続けて、チームが現在リーグ16位と低迷している中で復帰することについて尋ねられると、トニーは「ブレントフォードは今苦戦を強いられている。復帰したときには、この状態から抜け出すために僕が大きな役割を果たしたい。復帰することが待ちきれないし、チームメイトを助けたいんだ」と意気込みを語った。

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