リッキー・ファウラー、契約をなくしても「どこにも行かない」とLIV移籍を完全否定!

<ザ・セントリー 最終日◇7日◇カパルア・リゾート プランテーションC(米ハワイ州)◇7596ヤード・パー73>

2024年開幕戦の「ザ・セントリー」に20年以来4年ぶり、5度目の出場となったリッキー・ファウラー(米国)。昨年は「ロケットモーゲージ・クラシック」で4年ぶりのツアー勝利を果たし、フェデックスカップ・ランキングも14位でフィニッシュとスランプ脱出の年となった。
ウェア契約をするプーマとのコラボでラハイナの山火事被災者へのチャリティー基金となる“L”のロゴ入りのキャップで登場するなど相変わらずスタイリッシュなのだが、よく見るとこれまで入っていた2つのロゴが消えていた。これには「リッキーがLIV移籍⁉」というウワサがコースで流れた。
 
1つはキャップの右側に入っていた「ファーマーズ・インシュランス」のロゴ。ファウラーとは長年の契約として知られており、またファウラーの出身地にほど近い南カリフォルニア、サンディエゴのトーリーパインズGCで開催される「ファーマーズ・インシュランス・オープン」のタイトルスポンサーを務めている。
 
さらにシャツの右袖に入っていた「ロケットモーゲージ」の名前もない。そうなるとファウラーが「LIVゴルフ移籍」という憶測が流れるのも当然。昨年12月にジョン・ラーム(スペイン)の電撃移籍に続く大物選手として名前が挙がり、さらにツアー屈指の人気者であるファウラーをLIVは迎え入れたいはず。しかし、そのウワサをファウラーは完全否定。米ゴルフウィーク誌の電話インタビューで「僕はどこにも行かない」ときっぱりと語った。
 
その中で保険会社のファーマーズ・インシュランスとの契約は終了したこと激白。「ちょうど契約が終了したのを機に、ファーマーズは延長をしなかった」。どうやら同社のCEOがゴルフに興味もない人物に交替したことで、契約終了に至ったのだという。
 
一方、住宅ローンの“ロケットモーゲージ”とは契約続行する予定で、「現在調整中」とした。「僕のことなら(移籍の)心配なんかない。PGAツアーの理事の選手たち、タイガーやキャントレー、スピースらの働きを間近で見ている。彼らがどれだけ時間を費やしているか、頭が下がる思いだ。必ず結果はうまく行くと信じている。僕が移籍するのは“ゼロ・プラン”だ」と話した。(文・武川玲子=米国在住)

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