シーズン途中に離脱…冨安健洋「なぜアジア杯が1月開催なのか分からない」

 アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋が、シーズン途中にクラブを離れることへの違和感を口にした。2日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 欧州ではシーズンが続いているものの、1月12日に開幕するAFCアジアカップカタール2023に臨む日本代表メンバーに冨安は招集されたことから、数週間はアーセナルから離脱して日本代表で戦うこととなっている。

 このような事態となっていることを受け、冨安は同じく1月に開催されるアフリカネイションズカップ(AFCON)とともに、アジアカップの開催時期を欧州のシーズン終了後に開催するように変更することを要求した。

「アジアカップはEURO(UEFA欧州選手権)と同じように6月に開催されるようになってほしい。アジアカップだけではなく、AFCONも同様に、なぜ1月に試合をするのかが分からない。これは選手にとって良くないことだと思う。しかし、これが現実であり、タイトルを獲って帰ってこられるように本気で努力するつもりだ」

 なお、冨安がいつアーセナルを離れるかは明らかになっていないものの、『イブニング・スタンダード』では5日にクラブを離脱することが予想されており、7日に行われるFAカップ3回戦のリヴァプール戦から欠場が見込まれている。そして、アジアカップの決勝は2月10日に予定されているため、日本代表が決勝まで進出した場合には同11日開催のプレミアリーグ第24節ウェストハム戦の参加も難しい状況となり、少なくともアーセナルでの5試合は不参加となってしまう。

 今シーズンここまで複数のポジションをこなしながら、公式戦20試合に出場してきた冨安。12月31日に行われたフルアム戦で負傷から公式戦7試合ぶりに戦列復帰を果たしたばかりだったが、再びチームを離れることはアーセナルにとっても大きな痛手となりそうだ。

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