
JFLのラインメール青森は31日、FW船山貴之が2023シーズン限りで現役を引退することを発表した。
現在36歳の船山は、柏レイソルの育成組織出身。流通経済大学に進学し、2010年に栃木SCでプロデビューを飾った。2011年途中に加入した松本山雅FCでエースとして活躍し、2014シーズンはJ2リーグで得点ランキング3位の19ゴールを記録。活躍を受け、2015年にJ1リーグの川崎フロンターレへのステップアップを果たした。
川崎Fでは得点を記録することができず、1年後にジェフユナイテッド千葉へ完全移籍。同クラブでは公式戦通算234試合に出場し、2018シーズンはJ2リーグで得点ランキング3位となる19ゴールを挙げた。
2022年にSC相模原へ完全移籍し、明治安田生命J3リーグで4得点を挙げたが1年で退団。今季から青森に加わり、JFLでは6得点を挙げていた。
明治安田生命J2リーグで通算365試合出場96ゴールを挙げた船山は、引退発表に際して青森の公式サイトを通じて次のようにコメント。自身のサッカー人生に関わった人々への感謝を綴った。
「プロ生活13年間、船山貴之を応援してくださったみなさんありがとうございました。栃木SC、松本山雅、川崎フロンターレ、ジェフユナイテッド市原千葉、SC相模原、ラインメール青森関係者の皆様お世話になりました。そして幼少期から今日まで船山貴之を指導してくださったサッカー関係者の皆様ありがとうございました」
「13年は長いようで短く、山あり谷ありのサッカー人生、楽しかったです。言葉では本当に伝えられない感謝があります。プロサッカー選手は終わりますが、また違う形でお会いできるように第二の人生を楽しく頑張りたいと思います」
「最後に家族の皆んなに、ありがとう。と伝えたいです。最後の最後まで俺のわがままを受け入れ、応援してくれ、支えてくれてありがとう」