ミラン、FWギラシの争奪戦から撤退の構え? 高額サラリーの要求に難色か

 ミランは、シュトゥットガルトに所属するギニア代表FWセール・ギラシの争奪戦から撤退する可能性があるようだ。29日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が報じた。

 現在27歳のギラシは、ケルンやレンヌなどでのプレーを経て、昨季からシュトゥットガルトに加入。完全移籍に移行した今季は開幕からゴールを量産し、ブンデスリーガ前半戦終了時点で得点ランキング2位の17ゴールを挙げている。

 シュトゥットガルトとギラシの現行契約は2026年夏まで。ただ、その契約解除金は1700万ユーロ(約27億円)と噂されており、多くのビッグクラブから関心を集める存在となっている。新たなストライカー獲得を目指すミランも、ギラシを候補者リストの上位に載せており、現地時間29日にもミランとギラシの関係者による話し合いが行われたようだ。

 しかしながら、ミランは争奪戦からの撤退を検討している模様。格安の契約解除金を支払うことには問題がないが、ギラシが要求しているサラリーは「高すぎる」と感じているようだ。

 イタリアでは、国外からセリエAに移籍してくる選手に対して最大50パーセントの税制優遇措置が取られていたが、来年1月の移籍市場から措置は撤廃されることが先日に決定したばかり。この騒動が、ミランの補強戦略にも影響を与えたのではないかと『スカイ』は推察している。

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