苦戦続くナポリがCB補強を検討…冨安健洋を“同僚”キヴィオルと共にリストアップか

 ナポリが、アーセナル所属の日本代表DF冨安健洋の獲得に興味を示しているようだ。28日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 昨シーズンはセリエAで33年ぶり3度目の優勝を果たしたナポリ。しかし、“王者”として臨んだ今シーズンは序盤戦から苦戦が続き、先月中旬には今夏に就任したリュディ・ガルシア前監督の解任を発表した。ワルテル・マッツァーリ監督の下で再スタートを切ったものの、“新体制”でもリーグ戦5試合を戦い2勝3敗と黒星が先行。ここまで7位に留まっており、首位インテルとはすでに「17」ポイント差を付けられている。

 こうした状況を鑑み、クラブは冬の移籍市場にて複数名の即戦力をスカッドに加えたいと考えているとのこと。韓国代表DFキム・ミンジェ(現:バイエルン)が退団したセンターバック(CB)が要補強ポジションとされており、すでに獲得候補のリストアップを開始しているようだ。今回の報道によると、在籍3年目のアーセナルで評価を高めている冨安もナポリが関心を寄せる選手の1人だという。現在25歳という年齢面に加え、セリエAでの実績豊富な点に注目し、1月の獲得を検討中であると伝えられている。

 また、ナポリは冨安と同様の理由から、同じくアーセナルに所属するポーランド代表DFヤクブ・キヴィオルの動向も注視しているとのこと。シーズン終了後に指揮官交代の可能性があることから、セリエA王者はいずれの選手についても半年間のレンタルを希望しているという。しかし、アーセナルは既存戦力のレンタル放出を望んでいない模様。冨安については契約延長交渉に乗り出していることが報じられており、今冬の退団の可能性は極めて低いと見られている。
 
 なお、ナポリはCBの獲得候補としてボルシアMG所属の日本代表DF板倉滉の動向も注視しているとのこと。CB以外では、中盤と右ウイング(WG)について1月の補強が検討されているようだ。

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