バルセロナ、カンセロの完全移籍での獲得を検討も…マンCは移籍金47億円以上を要求か

 バルセロナは、ポルトガル代表DFジョアン・カンセロの完全移籍での獲得を検討しているようだ。24日、スペイン紙『スポルト』が報じている。

 現在29歳のカンセロは、ベンフィカの下部組織出身で2014年夏にトップチームへと昇格。バレンシアやインテル、ユヴェントスでのプレーを経て2019年8月にマンチェスター・シティに完全移籍で加入すると、在籍した3シーズンで公式戦128試合に出場し、7ゴール17アシストをマーク。昨シーズン途中には、バイエルンにレンタル移籍で加わると、公式戦21試合の出場で1ゴール6アシストを記録し、チームのブンデスリーガ11連覇達成に貢献した。そして、今夏の移籍市場最終日には、1年間の期限付きでバルセロナへのレンタル加入が決定。今シーズンはここまで公式戦21試合の出場で3ゴール2アシストをマークしており、新天地でも欠かせない戦力として活躍している。

 そんなカンセロだが、依然として来季の去就は不透明となっており、その動向には注目が集まっている。そんななか、今回の報道によると、バルセロナはカンセロのここまでの活躍を高く評価しており、完全移籍での獲得を検討しているとのこと。しかし、同選手の保有元であるマンチェスター・シティは3000万ユーロ(約47億円)以上の移籍金を要求している模様で、同メディアは財政難に陥っているバルセロナにとっては難しい交渉になると指摘。完全移籍への移行は簡単には実現しないとの見方が示されている。

 なお、選手本人はバルセロナ残留を希望しているとも伝えられているが、果たして、バルセロナがカンセロを完全移籍で獲得することはあるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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