奮闘のMF久保建英、現地紙も「最高のチャンスを演出」…被ファール『4』には「主審が驚くほど寛容的」

 21日に行われたラ・リーガ第18節カディス戦に先発フル出場したレアル・ソシエダのMF久保建英に、スペイン紙『アス』や『エル・デスマルケ』が評価を下した。

 2023年内ラストマッチとなった今節、6位レアル・ソシエダは敵地でカディスと対戦。試合は、アグレッシブなカディスに主導権を握られる時間帯も多かったが、後半にはゴールに迫るシーンも。なかでも59分、MFマルティン・スビメンディのクロスバー直撃のシュートを、MF久保建英がピンポイントクロスで演出していた。しかし最後まで1点が遠く、スコアレスドローでタイムアップを迎えている。

 レアル・ソシエダの攻撃を牽引する久保に対しては、カディスも徹底マークで対抗。時折、悪質なファールを受け、同選手が激昂するなど、被ファール数(ファールを受けた回数)は『4』を記録した。『アス』も「レフェリーが驚くほど寛容的だったことで、カディスはファウルや攻撃的な手段で彼を止めることができた。ルベン・アルカラスが2度の激しいタックルを敢行したにも関わらず、試合を終えられたのは不可解」としつつ、「ズビメンディへのクロスで現実的な最高のチャンスを作った」と奮闘ぶりを称えた。

 また、久保に評価点『6』をつけた『エル・デスマルケ』は「非常に限られていた。攻撃面では最も危険なプレーを見せたが、非常に難しく、荒れた試合だった」と寸評を述べている。

 公式戦3試合連続の引き分けで2023年を終えたレアル・ソシエダの次戦は、来月2日のラ・リーガ第19節アラベス戦。なお、アジアカップ出場が有力視されている久保にとっては、同大会前最後のレアル・ソシエダでの公式戦となる可能性もある。

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