「北の航空業界の革命児」AIRDOが25歳に 記念便ではレアシーンも 社長「山あり谷あり」

AIRDOができた頃から、どんどん国内行きやすくなった気がします。

歴代制服のCAが接客

 北海道を拠点とする航空会社、AIRDOが2023年12月20日に就航25周年を迎えました。この日、拠点である新千歳空港や、同日に運航されたADO20便(新千歳→羽田)の機内などでは、普段のAIRDO便とは異なる様子となっています。

 新千歳空港では、ADO20便出発前に同社の鈴木貴博社長が登壇。乗客への挨拶をスピーチ形式で行ったほか、自ら搭乗者に対し記念品の配布などを行いました。その場で鈴木社長は次のように話しています。「航空業界の規制緩和を受けて誕生した航空会社であることから、お客様に手頃な運賃と快適性を掲げて取り組んでまいりましたが、決してここまでも平坦な道のりではなく、経営破綻や民事再生法の適用、コロナなど、山あり谷ありでしたが、社員一丸となり、なんとか乗り越えてきました」 また、ADO20便と、同日朝に羽田空港から新千歳空港へと向かったADO15便の2フライトでは就航25周年を記念した特別フライトとなりました。ここでは客室乗務員が歴代(現行含む)4パターン制服を着用し接客を実施。ドリンクサービスでは、通常の飲み物に加え、菓子「白い恋人」を配布しています。 かつてJAL(日本航空)・ANA(全日空)・JAS(日本エアシステム。現在はJALの一部に)の大手航空3社しか選択肢がなかった北海道発着の航空路線に、新たな運賃設定と旅行者への選択を与えたAIRDO。鈴木社長によると、運航開始当初新千歳~羽田の1路線・1日3便だった路線網は、現在11路線、64便にまで拡大しているといいます。

externallink関連リンク

世界一セクシーな航空会社「フーターズ エア」の伝説 機内サービスも「らしさ」全開 ひざ上8cm JALミニスカCA制服は「搭乗方法」も影響ありか? 当時の流行だけでなく 「翼が3対」の超異形旅客機開発へ 「破壊的新設計」ゆえのモンスタースペックとは
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)