ケガで長期離脱中のGKクルトワ、EURO2024欠場を明言「出場できない」

 レアル・マドリードに所属するベルギー代表GKティボー・クルトワが、来年夏に開催されるEURO2024について語った。19日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。

 現在31歳のクルトワは、ヘンクやアトレティコ・マドリード、チェルシーでのプレーを経て、2018年夏にレアル・マドリードに完全移籍で加入。すぐさま定位置を掴むと、ここまで公式戦通算230試合でゴールマウスを守り、数々のタイトル獲得に貢献している。しかし、迎えた今季はラ・リーガ開幕節を前にしたトレーニングで左ひざ前十字じん帯を断裂。以降は長期離脱を強いられ、現在も欠場が続いている。

 そんなクルトワはベルギーメディア『Sporza』で自身のケガの状態について言及し「すべてが計画通りに進んでいる。予想よりも少し良いと思う。すでに走り始めているよ」と順調に回復していることを明かした。

 しかし、重傷を負っているクルトワは少なくとも約5カ月間から約7カ月間の戦線離脱が見込まれており、今シーズンの大部分を欠場することが予想されている。インタビューの中で、来年6月から7月にかけて開催されるEURO2024出場の可能性を問われると、「ヨーロッパ選手権には出場できないだろう。運が良ければ、5月には試合に出られるかもしれないが、あのような大きな大会に向けて100パーセントの準備ができていることはない。他に優れたゴールキーパーがいる限り、80%の状態でゴールに入るつもりはない」とコメント。同大会を欠場することを明言した。

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