劇的勝利でカラバオ杯準決勝進出…チェルシー指揮官「選手たちの功績」

 チェルシーを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、カラバオ・カップ準決勝進出の喜びを語った。

 カラバオ・カップ(リーグカップ)準々決勝が19日に行われ、チェルシーはニューカッスルと対戦。16分にミスから先制点を許すと、その後なかなか得点を奪えなかったものの、90+2分に相手DFキーラン・トリッピアーの一瞬の隙を逃さなかったミハイロ・ムドリクが同点弾を決め、試合は1-1で終了。レギュレーションの関係でそのままPK戦に突入すると、これを4-2で制したチェルシーがベスト4へと駒を進めた。

 劇的な展開で準決勝進出を果たした試合後、ポチェッティーノ監督はイギリスメディア『スカイスポーツ』で「本当にいい試合だったと思う。失点した時は苦しかったけど、それは自分たちのミスからだった。選手たちには最後まで信じ続けようと言っていた」と振り返りながら、次のように続けた。

「フットボールでは時々、運が必要なことがあるが、それがやって来た。素晴らしかった選手たちの功績だ。試合前から、シェフィールド・ユナイテッド戦(◯2-0)の後にはポジティブな気持ちになったと話していた。ニューカッスルに勝つということはピッチ上の選手たちを見ればわかると思うし、ファンと一緒にいい気分になることができた。これが私たちを本当に信じさせ、成長させ、向上させていく。よくやっていると思う」

「このチームはとても若い。いつも才能について話し合っているのは素晴らしいことだが、皆が一緒になることが助けになる。とてもいい絆を築いている。そろそろお互いを知る時期が来た。このような結果は私たちの助けになるが、アウェイのニューカッスル戦(●1-4)のような結果も自分たちが何を改善しなければならないのか気づかせてくれるものだ」

 現在プレミアリーグでは10位と昨季同様に苦しんでいることから、タイトル獲得のためにはカラバオ・カップを勝ち進む必要があるチェルシー。ポチェッティーノ監督も「とてもいいスタートで、とても嬉しい。ファンたちもクラブもこのような感情を抱くのに値している。大きなモチベーションになっている。明日の(組み合わせ)抽選を待っているよ」と大会制覇への意気込みを口にした。

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