若手イタリア人の中で最も優れているDFとは? キエッリーニ氏「彼はとびぬけて…」

 今月12日に現役引退を発表した元イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニ氏が、若手イタリア人の中で最も優れていると考えるDFを明かした。18日、イタリアメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 現在39歳のキエッリーニ氏は、2005年夏からユヴェントス一筋でプレー。公式戦通算561試合に出場し、セリエAの9連覇や5度のコッパ・イタリア優勝などに貢献した。ユヴェントス退団後は、イタリアの地を離れてメジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルスFC(LAFC)に活躍の場を移し、アメリカでのプレーを最後に今月12日に現役引退を発表した。

 また、キエッリーニ氏はクラブだけでなく、2004年11月にデビューを飾ったイタリア代表でも長きに渡って最終ラインを支え、国際Aマッチ通算で117試合に出場して8ゴールを記録。2022年6月1日に行われた『フィナリッシマ2022』のアルゼンチン代表戦を最後に代表引退を発表していた。

 そんなキエッリーニ氏が同メディアの番組『スカイカルチョクラブ』に出演し、様々な質問に答えた。番組の中で若手イタリア人の中で最も優れているDFを問われると、「現在の若手イタリア人の中で最強だと思うDFは、とびぬけて(アレッサンドロ・)バストーニだろう。おそらく技術的には、ヨーロッパのベスト5に入ると思う。彼の特徴は相手選手のマークを行うことではないが、成長を続けているので、そこを改善できれば、本当に完成された選手になるだろう」とインテル所属の24歳イタリア代表DFに賛辞を送った。

 また、番組の中で自身の今後のキャリアについても言及し、「監督としての将来? そうしたいけど、まだ準備ができていない。1週間前に最後の試合をしたからね。時間と努力が必要だ。どうなるか見てみよう」とコメント。監督になることへの意欲を見せた一方で、未だ今後のキャリアは定まっていないとした。

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