“幻弾”演出など存在感発揮のMF久保建英に現地紙が高評価「ソシエダの中で最もトライしていた」

 17日に行われたラ・リーガ第17節ベティス戦に先発フル出場したレアル・ソシエダのMF久保建英に、スペイン紙『アス』や『エル・デスマルケ』が高評価を与えている。

 本拠地『アノエタ』の年内ラストマッチとなった今節、6位レアル・ソシエダは7位ベティスとの上位対決に臨んだ。試合はMF久保建英やMFアルセン・ザハリャンらが輝きを放ったレアル・ソシエダが主導権を握ったものの、1試合を通してオフサイドによる3度の“幻弾”が生まれるなど、最後までゴールを奪うことができずに、スコアレスドローで終了している。

 同試合でも前半から存在感を発揮し、攻撃を牽引した久保に対して、現地紙は概ね高評価を与えた。『アス』は「ラ・レアルの中で最もトライしていたのが彼だ」と称賛。続けて「序盤戦の頃のような決定力はなかったが、常にボールを要求し、消えることなくラ・レアルの攻撃をリード。相手はファウルでしか止めることができなかった。そして、もう少しで素晴らしいゴールを決めるところだった」と決定機逸脱に触れつつも、2度目の“幻弾”演出を含めて攻撃面における脅威であったことを綴った。

 また、DFアマリ・トラオレ、MFマルティン・スビメンディ、FWミケル・オヤルサバルと同様にチーム内最高評価点となる『7』を久保につけた『エル・デスマルケ』は「オヤルサバルと並んで、この試合ではラ・レアルの危機を作り出す役割を担った」と寸評を述べている。

 レアル・ソシエダの次戦は21日のラ・リーガ第18節カディス戦。年内最後の公式戦は敵地での一戦だが、久保は良い形で1年を締め括れるのだろうか。

【ハイライト】上位対決はスコアレスドロー

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