リヴァプールがマンU相手に34本のシュートを放つも実らず…クロップ監督「あれほど圧倒的なパフォーマンスは記憶にない」

 リヴァプールは17日に行われたプレミアリーグ第17節でマンチェスター・ユナイテッド(マンU)とホームで対戦し、0-0の引き分けという結果に終わった。試合後、リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、昨季の同カードで記録した7-0での勝利を含め、今回の一戦ほど支配的なパフォーマンスは記憶にないと主張した。

 イングランドメディア『BBCスポーツ』によれば、昨季の同カードではリヴァプールが60パーセントのボールポゼッションで16本のシュートを放ち、マンUから7点を奪ったが、今回の試合では69パーセントのポゼッションで34本のシュートを放ったとのこと。しかし、ゴールネットを揺らすことはできなかった。

 試合後、『スカイ・スポーツ』に対してクロップ監督は、「良いところもたくさんあったが、ひとつ気に入らないのは結果だ。得点するべきだったし、そのチャンスもあった。マンUとの試合であれほど圧倒的なパフォーマンスは記憶にない。7-0で勝ったときでさえ、彼らは今日の試合よりもプレーに関与していた」とコメント。昨季の試合を引き合いに出しつつ、「得点できれば、試合の流れもよりダイナミックになっただろう。相手もリスクを冒すようになるからね。しかし、何も変わらず、彼らはすべてを投げ出して0-0という結果に終わった」と続け、結果を残せなかったことに悔しさを滲ませた。

 さらに、クロップ監督は試合後の会見で「1、2点は少し不運だったかもしれないが、他の場面では冷静さが足りず、少し急ぎすぎた」ともコメント。最後まで粘り強く対応したマンUの守備陣を評価しつつ、「彼らがシュートやパスの際に身体を投げ出してブロックしていたということは、おそらく他にフリーだった選手がいたはずだ。それを見極められなかった結果、引き分けに終わってしまった」と述べ、アタッキングサードでの落ち着きが欠けていたとの見解も示した。

 なお、リヴァプールに所属する日本代表MF遠藤航はスタメンで起用され、フル出場を果たしている。

【動画】遠藤航フル出場! リヴァプールvsマンUのハイライト
【埋め込みコード】

externallink関連リンク

●リヴァプール、再三の好機生かせず今季初の無得点…マンUと痛恨ドロー決着で首位陥落●アーセナル、ジェズス&ハフェルツ弾でブライトン撃破!…フル出場の三笘薫は後半に決定機演出●サウジ、サラー獲得に再挑戦か…今年夏に総額360億円提示もリヴァプールが拒否●2点リードから追いつかれ痛恨ドロー…ペップ「運が悪いわけではない」●プレミアの最高年俸がリーグ創設当初と比べて86倍に! 約30年間で増加の一途を辿る
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)