攻撃陣躍動のレアル、ビジャレアルに4発快勝で暫定首位浮上!…ベリンガムは今季20戦17発

ラ・リーガ第17節が17日に行われ、レアル・マドリードとビジャレアルが対戦した。

 前節はリードを生かすことができず、ベティスと1-1のドローに終わったレアル・マドリード。リーグ戦での連勝も「3」でストップし、バルセロナを破ったジローナに首位の座を明け渡すこととなった。今節は13位ビジャレアルを本拠地『サンティアゴ・ベルナベウ』に迎えての一戦。3位アトレティコ・マドリードや4位バルセロナとのポイント差を維持するためにも勝ち点「3」が欲しい一戦となる。

 序盤からレアル・マドリードがボール保持率を高めつつ、相手ゴール前に迫るシーンを数多く創出する。14分にはトニ・クロースがボックス内へ柔らかい浮き玉を供給し、これを受けたブラヒム・ディアスがワントラップから右足を振り抜いたが、枠を捉えたシュートはGKフィリップ・ヨルゲンセンが好セーブ。19分にはフェデリコ・バルベルデの鋭い折り返しにロドリゴが滑り込みながら合わせたが、こちらもGKヨルゲンセンが身体を張ったブロックで凌いだ。

 迎えた25分、後方からパスを繋いで敵陣内へ侵入すると、大きなサイドチェンジを受けたルーカス・バスケスがマイナス方向へパス。ルカ・モドリッチが柔らかく上げたクロスをボックス内のジュード・ベリンガムが頭でゴール右下に流し込み、レアル・マドリードが先制に成功した。37分には右CKを獲得すると、モドリッチのクロスからゴール前で混戦が形成され、最後はロドリゴが押し込み前半だけでリードを2点に広げた。前半はこれ以上スコアは動かず、2-0で折り返した。

 後半に入るとビジャレアルが1点を返す。54分、ダニエル・パレホが自陣から鋭い縦パスを送ると、これをキープしたラモン・テラッツがDFラインの背後へスルーパスを供給。抜け出したホセ・ルイス・モラレスが冷静にネットを揺らし、点差を1点に縮めた。しかし、レアル・マドリードもすぐさま反撃。64分、ピッチ中央付近でボールを受けたB・ディアスが巧みな反転で前を向き、ドリブルでボックス内へ。最後は右足でゴール右下隅に流し込み貴重な追加点を奪った。

 勢いに乗るレアル・マドリードは68分、相手のミスを拾ったロドリゴがドリブルで仕掛けると、こぼれ球を最後はモドリッチが押し込み一気にリードを3点に広げる。その後はダニ・セバージョスや負傷離脱から復帰したオーレリアン・チュアメニ、ホセルらを投入しつつ、引き続きチャンスを作り続ける。結果的に5点目こそ奪えなかったものの、ビジャレアルに反撃を許さず試合は4-1で終了。勝利したレアル・マドリードが暫定首位に浮上した。

 次節、レアル・マドリードは21日にアウェイでアラベスと、ビジャレアルは20日にホームでセルタと対戦する。

【スコア】
レアル・マドリード 4-1 ビジャレアル

【得点者】
1-0 25分 ジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)
2-0 37分 ロドリゴ(レアル・マドリード)
2-1 54分 ホセ・ルイス・モラレス(ビジャレアル)
3-1 64分 ブラヒム・ディアス(レアル・マドリード)
4-1 68分 ルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)

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