サンチョ獲得が噂されるも…ドルトムントSDは否定「話し合いはない」

 ドルトムントのスポーツディレクター(SD)を務めるセバスティアン・ケール氏が、サンチョ獲得の噂について言及した。14日、イギリス紙『ミラー』がコメントを伝えている。

 現在23歳のサンチョは2021年夏に移籍金7300万ポンド(約134億円)でドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドに加入。昨季は公式戦41試合に出場し、7ゴール3アシストを記録した。

 さらなる活躍が期待された今季だったが、サンチョは9月3日に行われたプレミアリーグ第4節のアーセナル戦(1-3で敗戦)でメンバー外に。試合後、その理由について聞かれたエリック・テン・ハフ監督は「ジェイドンはトレーニングのパフォーマンスに基づいて選ばなかった」と説明。しかし、この発言を受け、サンチョは自身のX(旧ツイッター)で指揮官が説明したメンバー外の理由を真っ向から否定した。

 このことをきっかけにサンチョはテン・ハフ監督との関係が悪化。現在はトップチームから外れており、今冬での退団が濃厚視されている。そんなサンチョに対しては古巣であるドルトムントが関心を寄せているとも伝えられ、オランダ代表FWドニエル・マレンとのトレードも噂された。

 そんななか、ドルトムントのSDを務めるケール氏が、13日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第6節のパリ・サンジェルマン戦後に『DAZN』のインタビューで、この移籍の噂について言及し、「現時点で話し合いは全くない。どの選手とも、どのクラブともね。本当に驚いたよ」と否定した。

 なお、サンチョにはドルトムント以外にも、ユヴェントスが関心を寄せているとも伝えられているが、果たしてどのような結末を迎えることとなるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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