不振セビージャ、14試合でD・アロンソ監督と契約解除…約1年2カ月で4人目の指揮官解任

 セビージャは16日、ウルグアイ人指揮官ディエゴ・アロンソ監督の解任を発表した。後任は未定。

 ディエゴ・アロンソ監督は母国のペニャロールやメキシコのパチューカなどで監督を歴任し、FIFAワールドカップカタール2022ではウルグアイ代表を指揮。今年10月、ホセ・ルイス・メンディリバル前監督の後任として、今季終了までの契約でセビージャの監督に就任した。

 公式戦14試合で指揮をとったものの、勝利は格下が相手だったコパ・デル・レイ(国王杯)の2試合のみ。ラ・リーガでは5分3敗、チャンピオンズリーグでは4戦全敗とチームを立て直すことができず、16日に行われたラ・リーガ第16節ヘタフェ戦で0-3の完敗を喫した直後に解任が決まった。セビージャは欧州コンペティションからの敗退が決まり、リーグ戦では降格圏の18位カディスと勝ち点で並んでいる。

 近年のセビージャは、ヨーロッパリーグ(EL)で成功を収めている一方、リーグ戦では苦戦が続き。監督の解任は、1年2カ月で4度目となった。2022年10月にフレン・ロペテギ元監督を解任し、後任のホルヘ・サンパオリ元監督は5カ月で解任の憂き目に遭った。昨季のEL制覇に導いたメンディリバル前監督も7カ月でクビを切られ、D・アロンソ監督に至っては2カ月弱で『ラモン・サンチェス・ピスフアン』を去ることになった。

 セビージャのビクトル・オルタSD(スポーツ・ディレクター)はD・アロンソ監督の解任について、「これまでの仕事に見合わない状況があり、それが結果に結びつかなかったのだと思う。私たちが今考えているのは、努力はしているがなかなか結果が出ないこのチームを、再び勝利に導くことだ。私たちは、極めて誠実で質の高いディエゴの仕事に感謝している。私は彼の幸運を祈っているし、私たちはすでに火曜日の試合(グラナダ戦)に勝つために努力している」とコメントを寄せている。

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