遠藤航は再び前半のみで交代も…クロップ監督「試合前に計画されていた」

 リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、選手交代の意図を明かした。14日、クラブ公式サイトが伝えている。

 ヨーロッパリーグ(EL)・グループE第6節(最終節)が14日に行われ、リヴァプールは町田浩樹が所属するユニオン・サン・ジロワーズと対戦。32分に先制点を許すと、40分にジャレル・クアンサーの同点弾で追いついたものの、43分に勝ち越しゴールを奪われ、1-2で敗れた。

 すでに首位通過を確定させている状況で迎えた一戦に日本代表MF遠藤航は先発出場を果たしたものの、9日に行われたプレミアリーグ第16節のクリスタル・パレス戦に続いて、ハーフタイムで交代となった。

 試合後、遠藤とともに前半のみの出場に終わったフランス代表DFイブライマ・コナテを交代させた理由について聞かれたクロップ監督は、「インテンシティを分担させたかっただけだよ」と試合前から決まっていた交代であったことを明かした。

「チャンスがあったら、ジョー・ゴメスかイブライマのどちらかを90分間プレーさせたいと思っただろうか。私は45分、45分にしようと思ったし、それは中盤(遠藤)でも同じことだった」

「これらの変更は試合前に計画されていたもので、結果とは関係ないものだ。私たちはそれを試みてみたんだ。ジャレルは最後までプレーできるなら、最後までプレーすることは明らかだった。それがその背後にある考えだった」

 地元紙『リヴァプール・エコー』などでの試合後の採点では、前半のみの出場に終わった遠藤に厳しい評価が与えられていたが、クロップ監督はパフォーマンスが悪かったから交代させたわけではないことを強調している。

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