クラブ史上初のELはグループ首位突破…ブライトン指揮官「最高の瞬間」

 ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督が、ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージを首位で終えた喜びを口にした。

 EL・グループB第6節(最終節)が14日に行われ、ブライトンはマルセイユと対戦。すでに2位以内を決めている両者の一戦は、88分にジョアン・ペドロが決めたゴールが決勝点となり、ホームのブライトンが1-0で勝利。この結果、首位に浮上したブライトンはラウンド16へのストレートインを決めている。

 クラブ史上初となる欧州大会出場ながら、首位でのラウンド16進出を果たした試合後、デ・ゼルビ監督はイギリスメディア『TNT Sports』で「声を失い、すべてを失ってしまった。素晴らしい試合で、素晴らしいフットボールをした。私たちは首位に立つ資格があったと思う」と語りながら、次のように続けた。

「もっとゴールを決めることはできたかもしれないが、とても嬉しい。クラブ、ブライトン、ファンたち、選手たち、ここで働くすべての人たちをとても誇りに思っている。これは私にとって(ここでの)最高の瞬間だ」

「メッセージは土曜日(実際は17日)のアーセナル戦だ。2つ目は(シモン・)アディングラに賛辞を送りたいということだ。彼はたくさんミスをしたが、彼の態度、振る舞いが大好きなんだ。問題はミスをすることではなく、ミスをした後にもう一度挑戦できるかだ。私たちはブライトンで、ミスをした後には再び挑戦するように後押ししなければならない。私は彼らに本当に誇りに思っていると伝えたよ」

 首位に浮上してグループステージを終えたことにより、2位通過の場合のチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージを3位で終えたチームとのEL決勝トーナメントプレーオフを戦う必要もなくなったブライトン。デ・ゼルビ監督も「試合数が2試合減ったね」とラウンド16へのストレートインを喜びながら、「夢を見たい。また一つ勝てるように最善を尽くして次の試合に備えたい」と今後への意気込みを口にした。

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