マック・アリスターの負傷は複雑？　クロップ監督「これまで見たことがない」

　リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターの状態に言及した。13日、クラブ公式サイトが伝えている。

　マック・アリスターは6日に行われたプレミアリーグ第15節のシェフィールド・ユナイテッド戦（◯2－0）で途中交代となると、以降は負傷により、戦列を離れている。

　復帰時期に注目が集まっているなか、14日に行われるヨーロッパリーグ（EL）・グループE第6節のユニオン・サン・ジロワーズ戦の前日会見に出席したクロップ監督は、マック・アリスターが同試合と17日のプレミアリーグ第17節のマンチェスター・ユナイテッド戦を欠場する見通しであることを明かした。

「私は医者ではないけれど、彼らはほぼ毎日、なぜ彼が準備できていないのかについて説明してくれている。そしてそれは明らかに最初に私たちが考えていたものより、トリッキーなものだ」

「別の選手が彼のひざを踏んでしまって、スタッドが筋肉をほぼ貫通して骨にまで達してしまっていた。だから、私たちは今、骨が治るまで、そしてマッカ（マック・アリスター）が痛みに対処できるようになるまで待たなければならない。なぜなら、かなり痛いようだからね」

「マッカは非常にタフな男だけど、感染の観点からも何も起こらないことを確認する必要がある。それは本当に重要なことだ。これまで私の選手がこのようなケガをしたのは見たことがなかった」

「それほど長くかからないことを願っている。それは一日一日であると言いたいけど、それだと彼が次の試合に出場できる可能性があるように見えてしまう。しかし、彼はその準備ができていないと思う。今後3、4日で大きな一歩を踏み出すことを願っているけど、見ていくしかないね」