バルサ、トッテナムMFロ・チェルソへの関心継続…中盤の“駒不足”を考慮し1月の獲得を検討か

 バルセロナが、トッテナム所属のアルゼンチン代表MFジオヴァニ・ロ・チェルソの獲得を検討しているようだ。11日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 ラ・リーガ連覇を目指す今シーズンは開幕直後から負傷者が続出しているバルセロナ。先月下旬には中盤の主軸を務めるスペイン代表MFガビがEURO2024予選・グループA第10節ジョージア戦で右ひざを負傷し、その後の検査で前十字じん帯断裂および外側半月板の損傷と診断。全治期間は明らかになっていないが、今シーズン中の復帰は絶望的と見られている。

 こうした現状を受け、シャビ・エルナンデス監督は中盤の駒不足を補うべく、来る1月の移籍市場でのMFの補強を希望しているという。獲得候補として浮上しているのが昨シーズンまでラ・リーガで活躍し、現在はトッテナムでプレーしているロ・チェルソ。報道によると、バルセロナは今夏の移籍市場でも獲得に乗り出したものの、トッテナムと選手本人が残留を希望したため、契約締結には至らなかったようだ。

 現在27歳のロ・チェルソはボランチや攻撃的MFを主戦場とするプレーヤー。母国のロサリオ・セントラルでプロデビューを飾ると、パリ・サンジェルマン(PSG)やベティスを経て2019年夏にトッテナムに加入。ビジャレアルへのレンタル移籍から復帰した今シーズンは開幕直後こそ出番に恵まれなかったが、プレミアリーグの直近4試合中3試合に先発出場し2ゴールを挙げるなど、徐々に存在感を放っている。

 シャビ監督は今夏から継続してロ・チェルソの加入を希望しているものの、クラブ側が1月に実際に獲得に乗り出すかは現時点で不透明とのこと。『スカイスポーツ』は、この要請が採用されるか否かがクラブ内におけるシャビ監督の影響力を測る基準になり得るとも指摘している。果たして、ラ・リーガでの実績も豊富なアルゼンチン代表MFはバルセロナに活躍の場を移すことになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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