イブラヒモヴィッチ氏、アドバイザーとして古巣ミランに帰還!「まさに“ホームカミングだ”」

 ミランは11日、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチ氏が、同クラブを所有する『レッドバード・キャピタル・パートナーズ』のオペレーティング・パートナーと、ミランのオーナーシップ・アドバイザーに就任すると発表した。

 現在42歳のイブラヒモヴィッチ氏は、現役時代に数々のビッグクラブでストライカーとして活躍。ミランでは2010年夏から2012年夏、2020年1月から2023夏の2度にわたってプレーし、公式戦通算163試合の出場で93ゴールを挙げ、2010-11シーズンと2021-22シーズンのセリエA優勝に貢献。ひざのケガを理由に昨シーズン限りで現役を引退した。

 発表によると、イブラヒモヴィッチ氏は、『レッドバード』のオペレーティング・パートナーとしてスポーツ、メディア、エンターテインメント全般にわたる案件をサポートする傍ら、同社の投資先企業に対し、商業プロジェクト、デジタルコンテンツ戦略、戦略的ブランド構想について助言を行う。

 一方、アドバイザーを務めることとなったミランでは、選手育成とトレーニング、グローバル・ブランド化と商業的利益の促進、クラブの新スタジアムを含む戦略的に重要な特別プロジェクトのサポートを担う。

 今回の就任にあたり、イブラヒモヴィッチ氏は以下の通りコメントしている。

「レッドバードとミランの両社に加わり、このような重要で影響力のある役割を担えることに非常に感謝している。レッドバードは、世界で最も偉大なアスリート、チーム、ビジネス界の著名人と提携し、意義と影響力のあるビジネスを創造してきた。私は、スポーツ、メディア、エンターテインメントの各分野における投資活動に貢献できることを楽しみにしている」

「“ロッソネリ”への愛情は尽きることはなく、有意義な形でその未来に関わることができる機会は、私が夢見たものでしかない。この機会を与えてくれたジェリー(レッドバードの創設者)に感謝している。クラブを買収して以来、レッドバードと経営陣が示してきたコミットメント、情熱、ハードワークを大いに賞賛してきた。この決断は、私にとっても家族にとっても非常に重要であり、軽々しくできるものではない。選手としてのキャリアを終えてからの最初のステップについて、長い間じっくりと考えてきたし、レッドバードとミランの一員としてその旅を始められることに、これ以上の喜びはない。私にとっても家族にとっても、選手としてのキャリアを終え、次の一歩を踏み出そうとしている大切なクラブへの、まさに“ホームカミングだ”」

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