不振のチェルシーにさらなる痛手…R・ジェームズ、R・サンチェスらが負傷交代

 チェルシーを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、負傷交代となった選手たちについて言及した。10日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 チェルシーは10日に行われたプレミアリーグ第16節でエヴァートンと対戦したものの、54分に先制点を許すと、後半アディショナルタイムにも失点し、0-2で敗戦。今季リーグ戦初の連敗を喫し、12位に転落した。

 この試合に先発出場した主将のイングランド代表DFリース・ジェームズだが、27分に負傷交代となると、84分にはスペイン代表GKロベルト・サンチェスと同代表DFマルク・ククレジャも途中交代を余儀なくされた。

 今シーズン序盤から負傷離脱をしていたR・ジェームズは10月下旬に実戦復帰したばかりだったが、再び負傷交代となったことで状態には注目が集まっているなか、試合後にポチェッティーノ監督は次のように説明した。

「言い訳についてあまり話したくないが、これが世界最高のサイドバックの一人である彼の現実だ。今後数日以内に彼のハムストリングに何が起こっているのかを評価する予定だ」

 また、ポチェッティーノ監督はR・サンチェスとククレジャの状態についても「サンチェスはマンチェスター・ユナイテッド戦からひざに問題を抱えていて、(エヴァートン戦でも)後半に何かを感じたようだ。それが彼が交代を求めた理由だ。足首をひねったマルク・ククレジャは大きな問題にならないことを願っている」と明かしながら、開幕から負傷者が続出している状況を嘆いた。

「私たちは開幕からこのような状況に対処しており、それはあまりにも多すぎる。若いチームだからこそ、しっかりとしたものを築きたいのなら、全員が団結する必要がある」

 負傷者が続出しているチェルシーでは、今夏の加入以降デビューできていないフランス代表FWクリストファー・エンクンクとベルギー代表MFロメオ・ラヴィアが復帰に近づいていることが明らかになっている一方で、イングランド代表DFベン・チルウェル、フランス代表DFウェズレイ・フォファナらが離脱するなど、エヴァートン戦では10選手が起用できない状況となっていた。

 そんななか、再びR・ジェームズが負傷したほか、今季公式戦全19試合に出場してチームを支えていた守護神のR・サンチェスなども離脱することになれば、昨シーズンに続いて不振に陥っているチェルシーにとって大きな痛手となりそうだ。

【ハイライト動画】エヴァートンvsチェルシー

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