「東京駅は通りません」埼玉と伊豆を直結する“異色特急”運行へ 誕生の背景は

「踊り子」と違って自由席はありません。

臨時特急「下田水仙まつり号」を運転

 JR東日本は、2024年1月20日(土)と21日(日)に、大宮駅から伊豆急下田駅まで直通運転する臨時特急「下田水仙まつり号」を運転します。

 下田市にある景勝地「爪木崎」には水仙の群生地があり、300万本が咲く1月のピーク時には「水仙まつり」が開催されます。「下田水仙まつり号」はそれに合わせて新規設定される臨時特急です。  この特急は大宮駅を8時42分に出発し、伊豆急下田駅には12時12分に到着。折り返し列車は伊豆急下田駅を16時01分に出発し、大宮駅に19時30分に到着します。全車指定席となり、E257系9両編成で運行される予定です。  始発駅と終着駅だけを見ると、東京駅と伊豆急下田駅を結ぶ特急「踊り子」を大宮駅まで延伸しただけの列車のように見えますが、この「下田水仙まつり号」は東京駅は経由しません。  大宮を出ると、池袋、新宿、渋谷、武蔵小杉を経由して東海道線に入る「湘南新宿ライン」と同じルートで運転されることが特徴です。 ちなみに、既に廃止された「スーパービュー踊り子」もこのルートで運行されたことがあり、土休日に伊豆急下田から「大宮行き」が設定されたことがありました。 

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