都道の“果て”が変わる 東京の秘境に「梅ヶ谷トンネル」開通へ 地域の常識が塗り替わるインパクト

都知事がわざわざ説明するだけのことはある!

つるつる温泉へのアクセスが全然変わる!?

 東京都の小池百合子知事は2023年12月5日の所信表明にて、日の出町と青梅市を結ぶ「梅ヶ谷(うめがた)トンネル」が来年3月に開通すると発表しました。

 日の出町の「つるつる温泉」方面へ通じる都道184号と、青梅市日向和田に通じる都道238号をつなぐ1300mのトンネルです。両地域は山で隔てられ、このトンネルのルートは238号の未整備区間という扱いとなっていました。 184号は日の出町のメインルートと呼べる道の一つですが、つるつる温泉入口の先はどんどん山深くなっていき、やがて行き止まりになります。この行き止まりを解消し、2つの地域の道路網のダブルルート化を図ることで、「地域の防災性を飛躍的に高めます」(小池知事)とのこと。 つるつる温泉はJR五日市線の武蔵五日市駅からバスが出ているなど、この地域は「五日市線に出る」のが当たり前。そこにトンネルが開通することで、つるつる温泉は青梅線の日向和田駅の方が距離的には近くなるほか、青梅駅に出ることも容易になります。地域の常識が変わるかもしれません。

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