ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督が、契約延長交渉を行なっていることを明かした。5日、地元メディア『Sussex World』が伝えている。
現在44歳のデ・ゼルビ監督は2022年9月にブライトンの指揮官に就任すると、昨シーズンのプレミアリーグを18勝8分12敗の6位で終え、クラブ史上初となる欧州大会の出場権獲得へと導いた。今シーズンも負傷者が続出しているなか、プレミアリーグ第14節終了時点で6勝4分け4敗の8位につけているほか、ヨーロッパリーグ(EL)ではグループBを2位以内で終えることを確定させている。
現行契約は2026年6月30日までとなっているデ・ゼルビ監督だが、ブライトンでの手腕が高く評価されていることから、レアル・マドリードやマンチェスター・シティなど現指揮官の契約満了が近づいているビッグクラブから関心が寄せられていることが明らかになっている。
それでも、デ・ゼルビ監督は「ブライトンでとてもいい気分だ。選手たちやクラブ、トニー・ブルーム(会長)、ポール・バーバー(最高経営責任者および副会長)、デヴィッド・ウィアー(テクニカルディレクター)などブライトンで働くすべての人と素晴らしい関係性を築いている」ことを強調しながら、新契約について交渉中であることを明かした。
「私たちは新たな契約について話し合っているが、まだ締結されてはいない。私は普段、幸せで楽しむために仕事をしているし、ブライトンではとてもいい気分だ。最終的には目標を分析しなければならない。目標がクラブと同じであれば、ブライトンで働けることは私にとって光栄だ」
「より高いレベルに到達しようとは考えていない。最も重要なことはいいチームといい選手たちと真剣に取り組むことだ。それでも、重要な目標を定めることはとても大切である」