ファン・デ・ベークが自身をバルセロナに売り込み？　今冬でのマン・U退団を希望か

　スペイン紙『スポルト』が5日、マンチェスター・ユナイテッドに所属するオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークが自らをバルセロナに売り込んだと報じた。

　現在26歳のファン・デ・ベークはアヤックスのアカデミー育ちで、トップチーム昇格後も主力として活躍。2020年夏にマンチェスター・ユナイテッドの一員となったが、イングランドの地では安定した出場時間を確保できず、2021－22シーズン途中冬の移籍マーケットではエヴァートンへのレンタル移籍も経験した。2022－23シーズンはアヤックス時代の“恩師”でもあるエリック・テン・ハフ監督の下で再起を目指したものの、負傷の影響で公式戦わずか10試合の出場で終わり、今季もこれまで公式戦の出場は“ 2 ”にとどまっている。

　 バルセロナのコーチングスタッフは、スペイン代表MFガビが負傷により長期離脱することを受け、財政的に可能であれば中盤の補強を希望。一方、ファン・デ・ベークは今冬でのマンチェスター・ユナイテッド退団を希望しており、同選手は喜んでバルセロナに来るだろうとしている。

　しかし、ファン・デ・ベークはバルセロナ向きの選手であるものの、財政的な問題を抱えるバルセロナが同選手と契約できるかは疑問符がつくとも指摘。

　そんななか、ユヴェントスが、ファン・デ・ベークはアヤックス時代のような重要な選手に戻れると確信し、買い取りオプションが付随した6カ月の期限付きで同選手を獲得すべく交渉していることも同紙は説明している。