バルサに不安材料…守護神テア・シュテーゲンが手術を検討か、2カ月離脱の可能性も

 バルセロナに所属するドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが手術を受ける可能性が浮上しているようだ。4日、『マルカ』や『アス』など複数のスペインメディアが伝えている。
 
 現在31歳のテア・シュテーゲンは2014年夏にバルセロナへ加入し、現在に至るまで絶対的守護神として活躍を続けている。在籍9年目の昨シーズンはサモラ賞(国内リーグで平均失点が最も少なかったGKに贈られる賞)に輝き、クラブの4年ぶり通算27度目のラ・リーガ制覇に大きく貢献。今シーズンもここまでラ・リーガで13試合、チャンピオンズリーグ(CL)で4試合ゴールマウスを守っている。

 直近ではマヌエル・ノイアー(バイエルン)を負傷で欠いたドイツ代表でも正GKを務めていたテア・シュテーゲンだが、腰痛により11月の代表活動から離脱。負傷の詳細や全治期間については明かされていないが、以降はバルセロナでも欠場が続いている。保存療法での対応が続く同選手だが、回復状況は思わしくなく、トレーニングへの合流も実現していないようだ。

 今回の報道によると、メディカルチームは現在あらゆる選択肢を検討しており、近日中に手術に踏み切る可能性も浮上しているとのこと。イギリスメディア『アスレティック』は、手術を受けた場合には術後2カ月の戦線離脱を余儀なくされる見込みだと伝えている。いずれにせよ、同選手は年内に行われるラ・リーガの3試合、CLの1試合を欠場する可能性が極めて高いようだ。

 なお、テア・シュテーゲン不在のバルセロナでは、“代役”を務めているスペイン人GKイニャキ・ペーニャがここ数試合で好パフォーマンスを披露。直近で行われたラ・リーガ第15節アトレティコ・マドリード戦でも完封勝利に貢献している。そのため、『マルカ』は「バルセロナがテア・シュテーゲンの回復や意思決定を急ぐ必要はない」と指摘している。

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