11月のラ・リーガ月間MVPはグリーズマン! 2得点1アシストでアトレティコの3位浮上に貢献

 ラ・リーガは12月2日、11月度の月間最優秀選手(MVP)を発表。アトレティコ・マドリードに所属しているフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが同賞に輝いた。

 グリーズマンは11月に開催されたラ・リーガ全3試合にスタメン出場。3日に開催された第12節ラス・パルマス戦こそノーゴールに終わり、チームも1-2で敗れたものの、12日に行われた第13節ビジャレアル戦では大仕事を果たす。0-1で迎えた前半アディショナルタイムに左からのグラウンダーのクロスボールで元ベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルの同点弾をアシストすると、80分にはスペイン代表MFマルコス・ジョレンテの折り返しから逆転ゴールを挙げた。同試合は85分にブラジル人MFサムエウ・リーノが追加点を決め、アトレティコ・マドリードが3-1で逆転勝利を果たした。

 続く第14節マジョルカ戦では、スコアレスで迎えた64分にスペイン人DFマリオ・エルモソの上げたアーリークロスから、ヘディングシュートでゴールネットを揺らす。このゴールが決勝弾となり、アトレティコ・マドリードは連勝を飾った。この勝利により、現在は3位に浮上している。

 前述の通り、グリーズマンは11月に開催されたラ・リーガ3試合で2ゴール1アシストを記録。グリーズマンの他にはヘタフェ所属のスペイン人FWボルハ・マジョラル、オサスナ所属のクロアチア代表FWアンテ・ブディミル、ジローナ所属のウクライナ代表FWアルテム・ドフビク、ベティス所属のスペイン人MFアジョセ・ペレスがノミネートされていたが、この4選手を抑え、アトレティコ・マドリードの“エース”が今季初の受賞を果たすこととなった。

 なお、ラ・リーガ月間MVPはノミネートされた5選手の中から投票によって決定する。今季はここまでレアル・マドリード所属のイングランド代表MFジュード・ベリンガムが2度の受賞を果たしており、9月にはレアル・ソシエダで躍動する日本代表MF久保建英が、日本人として初の受賞を果たしていた。

 今季のラ・リーガ月間MVPは下記の通り。

■ラ・リーガ月間MVP一覧
▼8月
ジュード・ベリンガム(レアル・マドリード/イングランド代表)

▼9月
久保建英(レアル・ソシエダ/日本代表)

▼10月
ジュード・ベリンガム(レアル・マドリード/イングランド代表)

▼11月
アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード/フランス代表)

【動画】11月のラ・リーガ月間MVPはグリーズマン!

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