「SMILE-UP.」性被害補償金の支払い開始 23人分が完了

【モデルプレス＝2023/12/01】「SMILE-UP.」は12月1日、被害補償特設サイトを更新。旧ジャニーズ事務所に関連する性被害の補償金支払いを開始したことを報告した。

【写真】混乱のジャニーズ会見、記者に訴えかける井ノ原快彦

◆性被害補償金23人分が支払い完了

「SMILE-UP.」は11月22日、被害者救済委員会から性被害に関する事実確認等が終了した対象者35人に対し、個別に補償内容の連絡が開始されたことを報告した。

これについて「昨日（11月30日）までに当該対象者の方々のうち30名の方から補償内容に同意するとのご連絡をいただきました。それ以外の5名の方は現在補償内容についてご検討をいただいている状況とのことです」とし「補償内容にご同意いただいた方との間では、順次補償金のお支払いに向けた手続きを進めており、昨日までに23名の方に補償金の支払いを完了いたしました」と23人分の補償金支払いが完了したことを明らかにした。

また被害者救済委員会は12月1日までに、当該対象者とは別に新たに23人に補償内容の連絡を行ったという。

「SMILE-UP.」は被害補償について改めて「現在、被害者救済委員会と相談しながら、被害者救済委員会の補償受付窓口に被害を申告された方々の旧ジャニーズ事務所等への在籍状況等の確認を行っております。その後、被害者救済委員会から被害を申告された方々に個別に聞き取り等が進められ、順次、補償内容の連絡が行われます。また、旧ジャニーズ事務所への在籍が現時点で確認されていない方に関しましては、今後、弊社又は弊社側弁護士から、追加の資料提出やヒアリングのご協力をお願いして、個別に対応を行ってまいります」と説明した。

「被害を受けた方々へのお詫びと被害救済にはこれからも長い道のりが待ち構える中、弊社は今後も定期的に被害補償や再発防止策の進捗状況等をご報告し、皆さまのご理解を得る努力を全社一丸となって続けてまいります」とした。

なお同サイトでは同日、被害者救済委員会による「補償金額の算定の考え方」を明らかにした文書も公開された。（modelpress編集部）

情報：「SMILE-UP.」被害補償特設サイト

【Not Sponsored 記事】