
アーセナルが、日本代表DF冨安健洋との契約延長交渉を始めたようだ。11月30日、イギリスメディア『アスレティック』が報じている。
現在25歳の冨安は2021年8月にボローニャからアーセナルに完全移籍した。センターバックでの出場はほとんどないものの、左右のサイドバックで定期的に出場。昨シーズンまでは負傷により、離脱する期間も多かった一方、今シーズンは途中出場での起用もありながら、公式戦18試合の出場で1ゴール2アシストを記録して、チームの主力選手として活躍を続けている。
そんな冨安のアーセナルとの現行契約は2025年6月30日までとなっているなか、バイエルンからの関心が報じられるなど、早くも去就には注目が集まっている。これを受け、アーセナルは同選手との契約延長に向けて動き始めたようだ。
報道によると、冨安の現行契約には1年の契約オプションが付随しているものの、新たな長期契約を締結するために交渉を開始したという。すでにオファーは提示されている模様で、いずれ合意に達することが予想されている。
アーセナルでは今年2月にブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリと、今年5月にはイングランド代表GKアーロン・ラムズデール、同代表MFブカヨ・サカと、7月にはフランス代表DFウィリアン・サリバと、9月にはノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアなどと長期契約を締結しており、主力選手らに続いて冨安も新契約を締結することが期待されている。