短時間で脂肪を燃やしたい人が実践!「HIITトレーニング」

お腹や背中、お尻周りなどのぜい肉を放置していると、ますますたるんでいってしまいます。ついてしまったぜい肉は運動で落とすのが一番です。スポーツ選手のために開発されたHIITトレーニングは自宅でも簡単にでき、しかも短時間で効率よく脂肪燃焼できる話題のエクササイズ、始める人が増えているようです。

海外でも流行中のHIITトレーニングって?
現在アメリカを中心に、海外で流行しているHIITトレーニングをご存知でしょうか。HIITとはHigh-intensity interval trainingの頭文字をとったものであり、直訳すれば「高強度インターバルトレーニング」。つまりHIITトレーニングとは、全力運動と軽い運動(または休息)を交互に行っていくトレーニング方法です。 HIITトレーニングの目的は、効率よく脂肪燃焼をすることにあります。間隔を開けながらの高強度なトレーニングを20分行うと、40分の有酸素運動(ジョギングなど)(【男のダイエット】ダイエットに効果的な有酸素運動は無酸素運動とどう違う?)に比べ6倍の脂肪燃焼が期待できるそうです。しかしプロのスポーツ選手のための本格的なHIITトレーニングを行うのは大変なこと。でも大丈夫。HIITトレーニングの要素を入れ簡略化したトレーニングを、自宅で行うことが可能なのです。ダイエットやメタボ予防に効果があるとして、日本でも話題のトレーニング法として注目を集めています。

脂肪燃焼効果が高いHIITトレーニング
高強度なトレーニングに休息をはさむのには、理由があります。全力で走り続けるなどの激しい運動は、なかなか長時間行うことができません。そこで長時間続けるために、間に休息を入れる方法が取られているのです。全力運動を数秒あるいは1分ほど行なった後30秒休む、また全力運動を行う…というようなルーティーンであれば長く続けられます。なぜこのようにしてまで高強度なトレーニングを長時間行うのが良いのか。それは一般の有酸素運動と異なり、筋肉を減らすことなく、糖や脂肪をエネルギーとして直に燃焼していけるから。つまり高強度なトレーニングを行うと、効率よく体脂肪を落とすことができるのです。

HIITトレーニングを自宅で簡単に行う方法
自宅で行うHIITトレーニングは毎日行う必要はありません。まずは週3回行ってみましょう。HIITトレーニングの内容は自由であり、決められているのは高強度な運動と軽い運動(または休息)を繰り返すということのみ。だからどんな運動をしてもかまいません。スクワットや腹筋、腕立て伏せ、あるいはその場でしっかりモモを上げながら全力ダッシュを行うのも良いでしょう。方法ですが、10秒行ったら10秒休む、を1セットとして8セット行います。慣れてきたら高強度な運動を20秒にする、またはセット数を増やしてみる、高強度な運動の内容を変えるなどして、徐々に負担をかけていくと良いでしょう。

HIITトレーニングの注意点として、心臓や筋肉に負担がかかるので、必ず簡単なストレッチをしてから始めるようにし、また体の調子が悪い時は行わないようにします。実際行ってみると、慣れないうちはたった数分でもかなり辛く感じます。でもHIITトレーニングがこなせるようになっていくのは、効果が現れている証拠でもあります。根気よく続けていけば体重や体脂肪に変化が現れ始めますよ。ぜひお試しください。

writer:Akina

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