レアル・マドリードに“超新星”現る! 初得点記録のMFニコ・パス「とても嬉しい、夢が叶った」

 レアル・マドリードの“ニコ・パス”ことMFニコラス・パスが、トップチーム初ゴールに万感の思いのようだ。29日、公式サイト『UEFA.com』が伝えている。

 新銀河系軍団に現れた“超新星”は、MFトニ・クロースに「素晴らしすぎる」と言わしめたほどのポテンシャルの持ち主だ。今夏のアメリカーツアーからトップチームに帯同する機会を得たニコ・パスは、29日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループC第5節ナポリ戦に途中出場。そして84分にゴラッソ”を決めて、トップチーム4試合目で初ゴールを記録した。なお試合は、レアル・マドリードが4-2の勝利を収めている。

 84分にニコ・パスはピッチ中央やや右寄り、ゴールに背を向けた状態でボールを受け、ターンで相手DFを剥がした後は、ドリブルで数メートル持ち運び、左足の低弾道ミドルを沈めた。13歳でレアル・マドリードのカンテラに入団し、その後は各カテゴリーに順調に到達してきた同選手は「とても嬉しい、夢が叶った。ゴールを決めることでチームに貢献できていると感じることは、特段素晴らしいこと。本当に、ボールが入ったときは、信じられない気持ちだった」と万感。続けて「チームメイトは、僕以上に喜んでくれていると思う! 彼らのサポートに感謝したい。レアル・マドリードのアカデミー機関は世界トップクラス。だからこそ、今夜は準備ができていたし、チームを助けることができたんだ」と胸中を明かした。

 また、レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は「我々が望んでいた通りのことを、ニコはもたらしてくれた。彼はこのクラブの未来を担うだろう。レアル・マドリードの選手に必要な資質をすべて備えているからね」としつつ、「ただ、すでに今、重要な瞬間に、彼は我々に何かを与えてくれた。ニコにとっても素晴らしい夜だ」と次世代を担う選手の台頭を喜んでいる。

 19歳と82日で、CL初得点を記録したニコ・パス。この数字は、レアル・マドリードのCLにおける最年少得点記録で、ラウール・ゴンサレス氏(18歳113日)、ロドリゴ(18歳301日)に次ぐ、3番目の若さとなっている。

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